資産運用

投資用マンションやアパートで資産運用!始める前に知っておきたいポイントは?

資産運用にはさまざまな手法があります。

代表的なものとしては、株式や債券、投資信託などの金融資産への投資や、マンションやアパートを賃貸して家賃収入を得る不動産への投資があります。

不動産への投資は、定期的な現金収入が得られるメリットがありますが、空室によって収入が減少するリスクなどもあります。今回は、不動産投資についてご紹介します。

 

投資用マンション購入前に必ず表面利回りを確認しよう!

投資用マンションを購入する場合、まず投資をすることによりどれだけの家賃収入を得られるのかを確認する必要があります。確認する指標としては、表面利回りと実質利回りの2種類があります。表面利回りとは、1年間で得られる家賃収入の合計額を物件価格で割り戻した数字で、実質利回りとは家賃収入から税金や管理費などのランニングコストを差し引いた数字になります。不動産が物件の広告を行う際には表面利回りを用いるため、まずは表面利回りを確認することをおすすめします。その後、実質利回りを算出し、具体的な収入がいくらぐらいになるのか確認しましょう。

 

物件の立地状況や周辺環境、相場をチェック!

不動産投資を行う際の物件選びにあたっては、不動産広告などに記載されている表面利回りだけで投資対象を決めるのは問題があります。表面利回りは、あくまで入居者がいて家賃が入ってくることが前提です。その前提をクリアするためには、空室の状態をできるだけ短くすることが大切です。不動産への投資は様々なリスクがありますが、中でも空室リスクには十分気を付ける必要があります。空室を避けるためには、賃貸需要があることが必要です。そのため、物件の立地条件や周辺環境を十分確認する必要があるでしょう。立地条件とは、駅からの近さや近隣に商店があるかなどの利便性があげられます。入居者にとって利便性が高ければ空室になるリスクを低減できます。その他、工場や学校、幹線道路などの騒音が発生する施設が近くにあるかどうかなどがあげられます。また、中古物件に投資をする場合には管理状況も確認する必要があるでしょう。そういった点を十分に考慮し、表面利回りを確認して相場よりも高い投資にならないように気を付けることが投資リスクを下げることにつながります。

 

地方アパートは賃貸需要のあるエリアで!

投資対象が地方になる場合には、賃貸需要があるエリアかどうかが大きなポイントになります。地方の投資用アパートを購入する場合は、表面利回りだけでなく、賃貸需要があるエリアかどうかも慎重に調べましょう。中古アパートを購入する場合、物件自体の価格は都心などと比較すると相当安くなりますので、満室時の表面利回りは高くなる傾向にあります。しかし、賃貸需要がなければ空室が多くなり収入が減少するリスクもあります。投資対象物件の地域に本当に賃貸需要が存在するのかについては、数多くの物件の実態を調べたうえで判断すべきでしょう。

不動産投資に近いものとして、太陽光発電設備への投資も考えられます。地方への不動産投資としては、空き地の有効活用として太陽光発電設備への投資を考えてみるのも一つの選択肢でしょう。発電量が天候に左右されるなどのリスクはありますが、不動産投資にはないメリットも多く持ち合わせています。マンションやアパートへの投資と比較してみることをおすすめします。