投資

太陽光発電投資と不動産投資を徹底比較!

近年注目されている太陽光発電投資を、不動産投資と徹底的に比較します。

太陽光発電投資は不動産投資と比較して、20年間安定的に収益が期待できること、不動産投資に比べリスクが少ないことがメリットとしてあげられます。それに対して不動産投資は、長期にわたり収益を得られる可能性があること、資産価値と担保価値が高いことがメリットだといえます。

今回は、太陽光発電投資と不動産投資のそれぞれの特徴、およびメリットとデメリットについてご紹介します。

太陽光発電投資と不動産投資のそれぞれの特徴

最初に、太陽光発電投資と不動産投資のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

表面利回り
太陽光発電投資の表面利回り 不動産投資の表面利回り
10~12%程度 4~15%程度

投資の対象として考える場合、まず気になるのは「表面利回り」でしょう。表面利回りは、太陽光発電投資では10~12%程度ぐらいのものが多く、比較的安定しているのに対し、不動産投資は4~15%程度と大きなバラツキがあります。

不動産投資は、立地によって物件の価値や利回りが大きく異なります。例えば、都内の一等地などにある物件は、資産価値が高いために転売価格は高くなりますが、その分、不動産を取得する際の価格も高額なため、一般的に表面利回りは低くなります。
それに対し、表面利回りが高い物件は、地方の不便な場所に立地しているものが多くなります。物件の価格が安いため表面利回りは高くなりますが、空室になるリスクが高く、いざ転売しようとしても買い手が見つからない可能性もあります。
さらに、不動産投資は、不動産価格の全体としての推移や世帯数の変化など、社会のマクロな状況にも影響を受けます。そのために、どうしても利回りのバラツキが多くなります。

一方、太陽光発電投資では、立地や景気などの影響はほとんどありません。そのために、表面利回りにも大きなバラツキはありません。

維持・管理費
太陽光発電投資の維持・管理費 不動産投資の維持・管理費
・保険
・草刈り
・機器の故障の際の修繕・買い替え
・保険
・修繕積立金
・雨漏りなどの不具合への対応
・退去時のクロス張り替え・クリーニング

太陽光発電投資の維持・管理は、日常的には、草刈りなどのメンテナンスが必要となる程度で大きな費用はそれほどかかりません。ただし、周辺機器が故障した際には修繕しなくてはなりませんし、買い替えが必要になることもあります。

不動産投資の場合には、定期的に修繕が必要となるので、追加での投資が必要となります。また、入居者が退去した際のクロスの張り替えやクリーニングのための費用もかかります。

収益の安定性
太陽光発電投資の収益の安定性 不動産投資の収益の安定性
20年間は安定した収益が期待できる 長期にわたり収益が期待できる

太陽光発電投資においては固定価格買取制度(FIT)が適用され、電力会社が20年間にわたり決められた価格で電気を買い取りますので、20年間は安定した収益が期待できることになります。ただし、20年後にFITが終了した後の売電価格は、2019年2月時点では未定です。

それに対し、不動産投資は、長期にわたって収益が得られる可能性があります。ただし、不動産投資には空室のリスクがあります。空室になると家賃収入が途絶えるばかりか、入居者の退去にともないクロスの張り替えやクリーニングのための費用もかかります。
したがって、不動産投資は、長期にわたって収益が得られる可能性があるとはいえ、安定した収益が得られるとは限りません。

主なリスク
太陽光発電投資の主なリスク 不動産投資の主なリスク
天候による発電量の減少 空室リスク

太陽光発電投資の主なリスクは、天候によって発電量が減少することです。ただ、一時的に天候が悪い日が続いても、年間を通すと収益には大きく影響しないことがほとんどです。

不動産投資の主なリスクは「空室リスク」だといえるでしょう。賃貸物件の供給過多により、空室リスクはこれからさらに高まるといわれています。

競争の激しさ
太陽光発電投資の競争の激しさ 不動産投資の競争の激しさ
競争はほとんどない 競争は非常に激しい

太陽光発電投資の競争は、ほとんどありません。その理由として、参加している投資家がまだ少ないことがあげられます。また、太陽光発電投資は、地域によって収益が大きく変化することがないため、他の投資家と物件の取り合いになることも少ないでしょう。

それに対して不動産投資は、多くの投資家が参加しており、「血で血を洗う」といわれるほどの超激戦市場です。収益が物件の良し悪しで決まるため、掘り出し物の物件が市場にでると、壮絶な取り合いが始まるといわれます。数千万円にもなる物件の購入を、瞬時に決断しなければならなくなることもあるでしょう。

資産価値
太陽光発電投資の資産価値 不動産投資の資産価値
低い 高い

太陽光発電設備は、一般に時間の経過とともに価値が下がります。20年にわたり運用した時点での資産価値は限りなく0に近くなります。

1~2年の運用の後に売却する場合には、売電収入と売却価格を合わせれば十分プラスになると考えられます。ただし、太陽光発電投資では中古市場が整備されていないため、売却には少々苦労するかもしれません。

不動産投資の場合には、物件を売却することによる収益を期待することができます。特に、都内の一等地などにある表面利回りが低い物件の場合には、売却しなければ元が取れない場合もあります。ただし、景気の動向などによっては、必ずしも期待した価格で売却できるとは限りませんので、景気の動向を読む必要があります。

担保価値
太陽光発電投資の担保価値 不動産投資の担保価値
低い 高い

太陽光発電投資では、土地が他の用途には使えないことが多いため、担保価値は一般に低くなります。

それに対して不動産投資は担保価値が高いため、資金調達がしやすく、土地や建物を担保にして銀行などから借入をすることができます。

太陽光発電投資と不動産投資のメリット・デメリット

ここまでで見てきたことにより、太陽光発電投資と不動産投資のそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

太陽光発電投資のメリットとデメリット
太陽光発電投資のメリット 太陽光発電投資のデメリット
・20年間安定した収益が期待できる
・表面利回りにバラツキがあまりない
・維持管理費がそれほどかからない
・競争がほとんどない
・20年後転売できない可能性がある
・短期での運用の後に転売する際にも売却に苦労することがある
・担保価値が低い
不動産投資のメリットとデメリット
不動産投資のメリット 不動産投資のデメリット
・長期にわたり収益を得られる可能性がある
・資産価値が高いため転売がしやすい
・担保価値が高いため資金を比較的容易に調達できる
・空室リスクがあるために収益が不安定になりやすい
・維持・管理のために追加での投資が必要
・競争が非常に激しい

まとめ

不動産投資は、一般的にハイリスク・ハイリターンな投資方法といわれています。長期にわたり収益を得られる可能性はあるものの、空室リスクがあるために収益が不安定になりやすいこと、維持・管理のために追加での投資が必要となることなどがデメリットだといえます。それに対し、太陽光発電投資は一般的にリスクの少ない投資方法といわれています。固定価格買取制度により安定的に収益が期待できるため、安定的な投資を行いたい人には太陽光発電投資がオススメです。

また、太陽光発電投資は、少額・短期での投資ができる「太陽光発電ファンド」もあります。投資初心者の方は、まずこちらを試してみるのがいいかもしれません。