貯蓄

超徹底した節約生活をすれば1年で貯金はどれだけ増える?

「貯金したいとは思っているもののお金が全く残らない」という人は多いでしょう。しかし、老後のことを考えると、若い頃からきちんとお金を貯めておくことが大切です。

貯金をするためには節約をしなくてはなりません。この記事では、お金を貯めるために節約する方法を紹介していきます。また、超徹底した節約生活をすれば1年で貯金はどれくらい増えるのか、また、貯めたお金をさらに増やすためにはどうすればいいのかもあわせてみていきましょう。

お金を節約し貯金する方法

貯金をするためにはまずお金を節約する方法を知ることが重要です。最初に、節約するためにはどうすればいいのかをみていきましょう。

貯金額の目標を設定し1日あたりの節約額を把握する

お金は、漠然と「節約しよう」と思っていてもなかなか貯まらないものです。お金を貯めたいと思ったら、1年間で貯金する目標額を最初に決め、そのためには1ヶ月、および1日で、いくら節約すればいいのかを計算します。

例えば、「1年で100万円を貯める」ことを目標としたとします。その場合、100万円を12ヶ月で割ると、「1ヶ月あたり8万3,333円」を節約しなくてはならないことがわかります。さらに、100万円を365日で割ると、「1日あたり約2,740円」を節約しなくてはなりません。

1日に2,740円を節約することは一般にはなかなか難しいですが、できないことではありません。

支出と収入の現状を把握する

また、貯金の目標額を決める際には、支出と収入の現状を把握することも大切です。自分がいくら使っているのかがわからなければ、目標額に達するためにいくら節約すればいいかもわかりません。

支出を把握するためには、まずお金を使った際にはレシートを必ずもらうようにしましょう。そのうえで、家計簿を作成します。

最近では、レシートをカメラで撮影し金額を読み取るスマホの家計簿アプリもありますので、手軽に管理することが可能です。

貯金は先取りで!

支出と収入の現状を把握したうえで貯金の目標額を決めたら、毎月の貯金は、給料が振り込まれたらすぐにしましょう。これを「先取り貯金」といい、確実に貯金をするために有効な方法です。

「節約して残ったお金を貯金しよう」と思っていると、ついお金を使いすぎてしまい「結局貯金できなかった」ということになりがちです。最初に貯金してしまえば、あとは残ったお金で生活するしかありません。

貯蓄用口座には自分で振込を行ってもいいですが、自動積立や自動振替を利用して、自動的にお金を振り込んでしまうのが確実でしょう。

住居賃や通信費などの固定費を見直す

節約をするためには、住居費や通信費などの「固定費」を見直すことが有効です。住宅ローンを組んでいるなら、金利の低いローンに乗り換えることにより、金利負担を大きく節約することができます。賃貸住宅に住んでいるなら、家賃が安い物件に引っ越すこともおすすめです。

また、通信費を節約するためには、スマホを格安SIMに乗り換えましょう。自宅でのネット接続をスマホに加えて別に契約している場合は、自宅のデータ通信をスマホのテザリングに乗り換えることにより、ネット接続料金が節約できます。

光熱費の節約方法

電気・水道・ガスの光熱費は、それほど大きな額ではありませんが、こまめに節約をすることにより月間で数千円を浮かせることもできます。光熱費の節約方法は次のようなものがあります。

・電球はLED電球に替える
・料理の際には鍋にフタをし、火が鍋の幅より大きくならないようにする
・お風呂は半身浴にしてお湯の量を少なくする
・シャワーは極力使わない
・お風呂の残り湯を洗濯に使う
など。

食費の節約方法

食費を節約するためには、外食を極力しないことが大切です。自炊をし、昼食はお弁当を持参しましょう。飲み物も、コンビニや自動販売機で購入すると出費が増えますので、水筒を活用し飲み物も持参すれば、出費を最小限に抑えることができます。

その他の節約方法

節約をするためには、そのほかに以下のような方法があります。

・衝動買いはしない(買い物リストを作り、それ以外は買わないこと)
・ATMや振込の手数料が無料の銀行を利用し、銀行手数料を極力払わない
・お酒は極力外で飲まない
・タバコは禁煙する
・自動車は極力保有せず、カーシェアリングなどを必要なときだけ利用する

超徹底した節約生活の試算


これまで紹介した節約方法を実践し、徹底した節約生活を送ることにより、1年間で100万円を貯金するためのモデルケースを試算してみましょう。ここでは、給料が手取り月額24万円の一人暮らしの人が、月間で8万4,000円、年間で100万8,000円貯金することを目標としています。

収入 240,000
支出 家賃 60,000
水道・光熱費 電気 4,000
水道 2,000
ガス 4,000
食費 30,000
通信費 5,000
生活日用品 5,000
交際費 10,000
テレビ NHK 2,000
その他 4,000
生命保険料など 20,000
その他 10,000
支出合計 156,000
貯金額 84,000

この試算では、家賃は6万円、食費は3万円となっていて、キツイと思われる方もいるかもしれませんね。タバコは吸わず自動車も保有しないとしていますが、家賃は地域によってもっと安いところもありますし、節約レシピなどで食費をあまりかけない方もいるでしょう。決して不可能なことではありませんので、ぜひトライしてみてください。

貯まった貯金をさらに増やす方法

節約をしてお金が貯まったら、そのお金をさらに増やすことを考えましょう。近年は金利が低いため、貯まったお金を銀行に預けていてもなかなかお金は増えません。貯まったお金のうち、使い道の決まっていないお金については投資をするのがおすすめです。

投資は、銀行預金のように元本が保証されないためリスクが大きいと考えている人も多いでしょう。しかし、投資にはリスクが低いものから高いものまで様々なものがあり、リスクが低い投資商品を選択すれば着実にお金を増やしていくことが可能です。

リスクが比較的低い投資としては、次のようなものがあげられます。

個人向け国債

個人向け国債は、国が発行している債券です。株式投資などの場合は、株式を発行している企業が倒産することなどによる元本割れのリスクがあります。しかし、国債の発行元は「日本国」となりますので、国が破綻しない限り元本割れにはなりません。

個人向け国債の最低保証金利は「年率0.05%」ですので、銀行の定期預金とそれほど変わらないともいえますが、投資商品の中ではリスクが低い商品のため、「着実にお金を増やしたい」と思う人にはおすすめです。

積立投資信託

投資信託は、投資家から集めた資金をプロが運用し、それにより上げた利益を投資家に分配するものです。リスクが高いものから低いものまで様々ありますが、一般的に利回りが低い商品ほどリスクが低いため、比較的利回りが低い商品から始めてみるのがオススメです

積立投資信託は、毎月決まったお金を積み立てていくタイプの投資信託ですので、売買のタイミングを気にすることなく長期的に資産を運用したい方にもおすすめです。

太陽光発電ファンド

太陽光発電ファンドは、投資家から集めたお金により太陽光事業を行い、それにより得た利益を投資家に分配するものです。目標利回りは「年率5%」とされており、元本割れリスクを低下するための安全対策が設けられていることが特徴です。

1万円からの少額でも出資でき、手数料もかからないため、「とりあえず投資を始めてみたい」という方にもおすすめです。

 

まとめ

貯金をしたいと思ったら、目標額を決め、支出と収入を把握し、そのうえで支出の各費目について節約を実践します。漠然と「節約したい」と思っているだけでは節約するのは困難ですが、必要な方法をきちんと実践すれば、年間100万円の貯金も可能です。

また、一定額の貯金ができれば、そのお金をさらに投資で増やしていくことができます。30歳で貯金と投資を始めれば、60歳の定年までに数千万円を貯めることも決して不可能ではありません。